夏の思い出を追ってへの応援コメント
読ませていただきました!
どこか現代の怪談のような導入から鏡の中にだけ存在する剣という仕掛けがとても印象的で、一気に物語に引き込まれました。特に、友人だけが自然にそれを避けている描写がさりげなく、後の展開に繋がる流れがとても綺麗でした。
短編として無駄がなく、ラストで主人公のその後まで描かれることで、勇者に選ばれた友人と、それを見送る側になった主人公の対比も印象に残りました。
先が見たくなる締めの余韻がよかったです。
作者からの返信
読みに来ていただきありがとうございます!
よくある異世界ファンタジーを前提として描写を省略したせいか、読む方によって前半のイメージが結構ばらけるみたいで…ここは改善点かもしれませんね。勉強になりました。
「怪談」「開かずの間」というワードで私がイメージしていたのは、実は「青ひげ」というヨーロッパの童話だったりします。
でもいろいろ想像してもらえるのがうれしいです!
後半はお話にたびたび登場する勇者が選ばれるシーン。
周囲の人間関係も随分様変わりするだろうな…という気持ちがあったので脇役ですらない一般人からの視点としました。
ラストの先はおとぎ話のように感動の再会をするのもかもしれませんし、現実っぽくうまくいかないこともあるかもしれない。
個人的な結末のイメージは持っていますが、描写を省いたので読んでくださった方に前半の印象でそれぞれ想像していただく方が齟齬が少なくていいかなと思ってお任せする形としました。
余韻を感じていただけてよかったです。
夏の思い出を追ってへの応援コメント
勇者となった友人の末路を思うと、なんというか暗いものが漂いまくっていますね……。
華々しい『勇者』という肩書きであるはずですが、魔王との戦いの犠牲的な暗さを感じます(/ _ ; )
最後に軍人となった主人公の複雑な心境も薄々感じられて切ないです。
主人公が開かずの間を開けなければ友人は勇者にはならなかったのに、と。
作者からの返信
ご感想とレビューのコメント、ありがとうございます!!
あまり楽しいお話じゃなくて申し訳ないです…
子供が悪気なく深刻な事態を招くことって現実にあるので、そのイメージでした。
普通の人は勇者に選ばれても全然嬉しくないですよね。
生まれつき勇者的メンタルを持っているとか、神様的なものが特別な加護をくれるパターンだといいんですけど。
特別な剣を抜くという試練がただの能力判定的なものだと、徴兵制度みたいなものだなあと思って。
「疎開」などの表現を使っているように、魔王との戦いを異国との戦争として捉えたお話です。
物語の勇者の周りには特別な仲間や親切な人が登場しますが、話に登場しない99%の人は何にも知らずに「勇者がいるんだって」「へえ」くらいの認識でいつもどおりの日常生活を送っているんでしょう。
これはフィクションなので、主人公の"僕"は99%の一般人枠ですが、最後はけじめをつけるべく立ち上がってもらいました。
でも現実的な戦として考えるなら、これが感動的なエンディングにつながっているとは考えにくいかな…とも思っています。
王道とは正反対のもやっとする終わり方で申し訳ないです(笑)