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マニアテラ亡国記

マニアテラ亡国記

鹿島由佳

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • れーやん
    37件の
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    ★★★ Excellent!!!

    空に鯨が浮かんでいる。——その背中に何があるか、教えてもらえなかった。

    歴史書の直後にアップルパイの香り。この温度差だけでこの平和には裏があると伝わります。

    寝物語と歴史書でリンチェとアモンデルの善悪が逆転している構造が巧い。どちらが真実かを語らないことで、この集落が敗者の末裔だと静かに浮かぶ。
    「15歳になったら教えてやる」の繰り返しが爆弾として効いています。聖鯨の背中、街に行けない理由、全部がそこに集約されている。
    最後の一文が過去形なのが怖い。もう浸かっていられなくなったと、読者はわかる。
    続きも楽しみに読ませていただきます。

    • 2026年2月16日 12:51