意識をネットワークへ接続する「リンカー」が当たり前となった近未来の世界観に、一気に引き込まれました。
飄々とした心理カウンセラー・成瀬が、実は五年前の大事故から唯一帰還した「有須湊」だったという過去も印象的です!
さらに、無愛想な天才少女・白城の中に、事故で肉体へ戻れなくなった成瀬の旧友・望月が存在していた展開には驚きました!
軽妙な掛け合いの一方で、人格や記憶、身体とは何かというSFらしいテーマも感じられます。
五年前の事故には何が隠されているのか、歪で愉快な三人の共犯関係がどこへ向かうのか楽しみです!