応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 守られる側だった詩乃が、自分の足で一歩出るまでの震えも必死さも、全部が愛おしい。
    肉球チョコの不格好さに、それでいい! と心が叫ぶし、女王様の強さと弱さが同時に滲む去り際にも妙な余韻が残る。
    甘さだけじゃなく、ちゃんと苦みもあるのに後味は温かい。
    読み手として、誇らしくて、ちょっと泣けて、思わず背中を押したくなる一篇。

  • 胸が縮こまる広場の空気から、最後に一歩踏み出すまでの流れが、ずっと一緒に震えて、温められて、気づけば拳を握って応援している。
    百円袋のチョコと宝石みたいな箱、その対比がこんなにも切なく、こんなにも優しく裏返るとはずるい。
    奏太の言葉は王道なのに嫌味ゼロで、むしろ拍手したくなる安心感があって、詩乃が手を握り返す瞬間には、よくやった! と心の中で小さくガッツポーズ。
    修羅場はちゃんと痛いのに、読後に残るのは甘さだけじゃない前向きな熱で、バレンタインの喧騒が祝福に変わる。
    弱さを抱えたままでも前に出ていいんだ、と物語そのものに背中を押される一篇。

    作者からの返信

    お褒め頂き、ありがとうございます。
    詩乃の一途な想いも理論武装した貴子の想いも形こそ違いますが、奏太への気持ちは一緒です。
    ただ、他人の想いを尊重できるのかの違いでしょうね。

  • あとがきへの応援コメント

     実は結末の予想はなんとなくついていましたが、こういう期待を裏切らないのは良いですよね。
     ハッピーエンドだと分かっていても、読んでしまう――そんな安堵感がある作品でした。

    作者からの返信

    お褒め頂き、ありがとうございます。

    どんでん返しは難しいですね。
    連載中のSFファンタジーは最後に大どんでん返しがありますが……読者に怒られそうで怖いです。

    感想とお星様をありがとうございました。

  • 歪んだ肉球チョコと軽くなったカバン。
    完璧じゃない形に詰まった大好きが、ミケの温もりを手放す決意と重なる。
    勇気は派手じゃなくて、袋のカサリという音くらい静かなものなんだな、と。
    寒風の中で振り返らない背中に、思わず行け! と心で声援を送ってしまう。

    作者からの返信

    詩乃を応援して頂き、ありがとうございます。
    奏太とのプラトニックな恋愛を見守ってくださいね。

  • 完璧という鎧を着込んだ独白が、静かな部屋の空気ごと胸に刺さる。
    正義を名乗るたびに滲む焦りと、ヒールの音に重なる自尊心の高鳴りがどこか切ない。
    高級チョコの重みが愛だと信じたい必死さ、分かるようで分からない、その危うさが目を離させない。
    戦場へ向かう女王の背中は凛々しいのに、風は冷たい。
    次の一歩で何が砕けるのか、期待と不安が同時に跳ねる。

    作者からの返信

    貴子の気持ちを代弁して頂き、ありがとうございます。
    彼女は両親を含めた周りの期待に応えようとするあまりに、自分自身の自己防衛の為にもプライドと云う鎧を纏っています。