この物語は自身の境界線を侵されることを酷く恐れている少女と、とある経験から周りの空気を読むのが上手くなり、それ上に"踏み込みすぎない"を徹底する少年が1つのきっかけからその枠を超え、徐々に関わりが増えていき、しっとりとしかし着々と少女が重くなっていく過程を描いた物語です。丁寧な心境描写で進んで行く彼,彼女の関係性は、読んでいてとても面白く、次へまた次へと読み進めたくなる魅力で溢れています。作者様の近況ノートにこちらの物語のプロローグもあるので、そちらもお読みになるとより物語を楽しめるかと思われます。