ホント、尊いです…。
主人公のいちかちゃんの心理描写が丁寧で、本当に等身大の女の子の気持ちを垣間見たようです。
恋する10歳の女の子って、相手にこんな風に想いを馳せているのかな…?
1話1話の文字数が丁度良く、内容のテンポも良く、読みやすいです。
話数自体は多くないため、「面白そう」と思ったなら、一気に最後まで読むことを勧めます。それくらい気軽に読めると思います。
勿論、要所要所で面白くストーリー展開されていくため、飽きる要素が無いです。ドラマチックです。
おねロリはまだ勉強中(笑)ですが、良い作品に巡り会えたことに感謝します。
あー、ホント、尊いです。
以下は私個人の感想です。
多くの人は、これを「子供の初恋」と呼ぶのかもしれません。
けれど、それは間違いだと思います。
これは、自尊心と孤独の絶壁に立つ、一人の「女」の生き様なのではないでしょうか。
相手を想うがゆえに、相手の世界を壊さぬよう飽きちゃったと残酷な嘘を吐く。
その嘘の痛みが、読者の心を掴んで離さない。
マナさんの無神経さを責める声もあるかもしれません。
しかし、人間関係とは本来、そうした愚かなすれ違いの積み重ねではないでしょうか?
認識の違いを知り、血を流し、絶望の淵で抱き合って初めて、人間は相手の体温が自分とは別物であることを知る。
互いに全力を尽くしながらも、どこか噛み合わない。そのもどかしさが、夕焼けのチャイムという無慈悲な時間制限の中にたゆたう。
一人の早熟な女と若さゆえの拙さからくるもどかしさを描いた――私たちも、決めつけないで言葉を尽くすべき、そんなことを教えてくれる――心温まる作品です。
あなたは恋をしてますか?
恋
それは叶えたい永遠の想い
胸が痛いほどに苦しくも愛おしく尊い感情
ランドセルを背負う10歳という幼い少女にとって
高校生の少女に恋を抱くということはどれほどの想いなのでしょう
想い人を感じることのできる30分だけの奇跡の時間
想いはいつしかあふれる
恋する想いが届いて欲しい 知ってほしい
幼い少女の想いは切ないほどに純粋だった
あふれる期待とすれ違う悲しい心
幼いからこそもどかしくままならない想い
ライラックの美しさと彩りに切ない想いを込めて
歳の差を超えゆく二人の想いの行く末をぜひ見届けてください♪♪♪
10歳のいちかは時計と仲良し。
学校帰りのいつもの喫茶。
いつもの席で、いつものココア。
そしていつものにらめっこ。
時計の針とのにらめっこ。
あと10分。あと9分。
熱い視線にたじろいで、
時計の針はゆっくり進む。
ついに迎える17時。
魔法のベルが鳴り響く。
解放された時計の針は、
遅れた時間を取り戻そうと、
急いで針を、先へと進める。
10歳と16歳の女の子同士の恋愛作品です。
年齢を見て訝しむ方もいるかと思います。
かくいう私も当該ジャンルは初めてで、そのような気持ちもありました。
しかし、幼いながらの葛藤や切なさがうまく描写されており、とても純粋で綺麗な物語でした。
優しい文体が物語の雰囲気によく馴染んでおり、全体から温かさを感じます。
当該ジャンル未経験の方、疲れて心がすさんでいる方。
この作品でほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。