物語の進行はチト暗めな人間模様。だが、舞台をギリシャに限定して妄想を続けると、あの青くて、透き通ったエーゲ海の港町で繰り広げる、透明感溢れる物語としても捉えられる。「やっぱ、繊細な深層世界の持ち主が描く事も在り、如何しても全ての登場人物達が繊細な感情を持って、演技をして居ると感じるのは俺だけか?」海の白い砂浜でユックリと、ジックリと読み返したい一冊。
綺麗な文章で、綺麗な街並みを想像させていただけます。私の所感ですが、全体的に優しい水彩画のような鮮やかさでイメージが広がりました。面白いです…!