魔王と勇者。本来なら相容れないはずの存在が何故か一緒にレストランを経営している。魔王が変な料理を作ったせいで、勇者の様子がおかしくなったり、力を失った魔王がとんでもない姿になったり、何とも奇妙な日常がそのレストランにはある。決して平和とは言えない、けれど何故か和んでしまう。何と表現すれば分からないが、独特な魅力であることには違いない。 ちなみに、本作の料理で私が一番お気に入りなのは、『完食せよオムライス』。えっ、これが何かって?それは……読んでからのお楽しみ。
切り口が斬新であるうえに、面白さを上手く底上げするように丁寧に仕組まれていて、感心しました。