このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(114文字)
地方のヒーローショーでレッドを演じるスーツアクター・大野成一が、猛暑の夏祭りの一日で「本物のヒーロー」になってしまった物語。週末だけヒーローショーに立つ名もなきスーツアクター・大野成一。惰性と諦めを抱えながらも仕事としてレッドを演じている。ある日、ショー後にスーツが脱げなくなるトラブルに見舞われ、テンセイレッドの姿のまま行動せざるを得なくなる。迷子の子どもを助け、ひったくり犯を追い、周囲の人々を守る中で、成一は「演技」ではなく、自然と人を助ける行動を取っていく。本物のヒーローとは何か?
導入が最高に笑える作品です笑その後の展開も実に軽快で、アクシデントが起こった主人公が、本当の意味でヒーローになっていくさまが、構成としてとても綺麗に収まっているので、心地良く読むことができます。面白かったです!