こちらですね、
オツノ様がいらっしゃいます!
https://kakuyomu.jp/works/822139840516462152
この作品のスピンオフなんですけれども、全然単体でも読めちゃいます。大丈夫。ただもちろんセットで読んだ方が面白さは倍増ですので、ぜひとも、こちら読了後に『オツノ様が~』も読んでいただきたい!えっ?その順番で良いの、って?大丈夫大丈夫。何せ単体でも読めるやつですから。
何せもう今回の主役である葵君はですね、その前作の『オツノ様が~』の時からもうすごかったですからね。おっとこれ以上はネタバレになっちまいますので、今作のお話をさせていただくんですけど、いやもう葵君ね、ほんとね、すごいですよこの子は。
だって並のDKならここまでつれない態度取られたら諦めますよ。「そうか幸太郎。そんなに俺と親友になるのはアレか。お嫌か」って引くところですよ。でも引かない。びっくりするほどポジティブ。なんでしょうね、この押しの強さ。彼が営業マンになったらトップセールスを叩き出すか、毎日クレームを頂戴するかの二択なんじゃねぇかなと思ったります。
さて、タイトルです。
タイトルだけ見ればですよ、えっ、親友が美青年エルフに夢中?!も、もももしかしてそういうBLですか?!と少々鼻息荒くなってしまうのですが、ご安心ください、そのエルフはばあちゃんの不倫相手(キャッチより)なのです。だとしても全然大丈夫じゃねぇし、そもそも不倫相手でもねぇしな?!などなど、おそらく私のこのレビューでさらに謎が深まったと思うんですけど、大丈夫(何が)。
美青年エルフはばあちゃんの不倫相手疑惑は浮上するし、
葵君が親友認定している幸太郎君は全然親友ムーブしてくれないし、
せっかくの異世界なのに何か思ってたんと違うし、
スライムだと思ったやつはなんかもう……アレだし、で、なかなかにしっちゃかめっちゃかな本作ですが、主役であるウザDK・葵君が、もういっそここまでくると一周回って愛おしく見えてきます。
良いよもう、お前達、そうやってじゃれ合いながら大人になりな?!(笑)
親友というものにあこがれを持つ高校生男子、葵。
彼にとっての親友とは。
例えば、戦場で「背中は預けたぜ」と言いながら戦いあえたり、窮地の時に「ったく、これだからみてらんねぇぜ」と駆け付けるような。
そんな存在である。
彼がどれほどその存在を渇望していたかというと、すでに幼稚園のころから。
彼は自分にとっての親友を探し、その親友を探す旅の渦中にいるといっても過言ではなかった。
そんな彼が高校生になり、出会ったのが、園田幸太郎。
彼は、ビビッと来た。
「親友だ!」と。
だけど、幸太郎はハッとした。
「こいつ、うぜぇ」と。
ようするに。
葵は勝手に幸太郎を親友認定しているけど、幸太郎にとっては、ただただ迷惑なクラスメイトでしかない。
……このあたり、恋愛に似てますね(^^;
親友と恋人は共通認識がないと成り立たない。
こんな勘違いすれ違い親友のふたりが、ある日異世界に飛ばされてしまいます。
結構過酷な自然環境あり、不気味な生物が登場したり……。
果たしてふたりは、親友パワーで乗り切れるのか⁉
というお話なのですが。
もうね。
この作者さまの書くお話ですからね。
奇想天外、捧腹絶倒間違いなしです!
この作者さま……。想像の斜め上からの設定を作り出されるんですよ……。
「え、そうきた⁉」みたいな。
また、こちらは『オツノ様がいらっしゃいます!』のスピンオフ作品ですが、こちら単体でも全然問題ありません。楽しめます。
もし、こちらを読み、「なにこれ! このふたり、本作ではどんな感じ⁉」と思われたり、「イエティって、本作じゃどんな位置なの⁉」「イエティ! 推せる!」「イエティをもっと極めなくっちゃ!」「やっぱりこの冬はイエティだったよね!」というかたは、ぜひぜひ、『オツノ様』もどうぞ。
https://kakuyomu.jp/works/822139840516462152
ええ、そうです。
私の激推しは、イエティです。