不幸な最期を遂げた、彼女。
しかし、彼女の人生はここから様変わりする。
乙女ゲーの悪役令嬢に転生した彼女は、このままいくと火刑にされるというのだ。
え?
それは、様変わりと言える?
本質的には、全く変わっていないのでは?
と、彼女は感じるが、これこそ人生大逆転のチャンスだと直感する。
皇太子は、彼女には興味がない。
ただ彼女との間に、世継ぎが出来ればそれでいい。
だが、それは皇太子にとっては、甘すぎる認識だった。
彼女の「夜の業」は皇太子の想像を、遥かに超えていたのだ。
そのテクニックを以て、皇太子の心を掴んでいく、彼女。
彼女の目的は王宮の宝を掠め取り、姿を晦まして、幸せに暮らす事。
皇太子との関係は、その目的を果たす為の、手段に過ぎない。
事実、皇太子には全く興味を見せない、彼女。
アレ?
でも、これってもしかして――彼女が真実の愛を掴む好機なのでは?
思わずそう感じてしまうほど、彼女も愛に飢えている様に思えます。
彼女が得られるのは、宝かそれとも真実の愛か――?
是非、彼女の物語を見届けてください!
この小説の最大の醍醐味は、死亡フラグ満載の悪役令嬢への転生イベントをあらかじめ既知の状態で始まる大胆な設定です。
そのイベントとは生前の私がやり込んでいた、成人向け乙女ゲームの世界。
明日が結婚式、バッドエンド確定。
権力目当ての政略結婚、断罪イベント、そして焼身のエンドロール。
冗談じゃない!
夫に裏切られ、誰にも愛されず、孤独の中で前世で一度死んでいる身。
それなのに、二度目の人生まで男に翻弄されて、今度は業火に焼かれて死ぬ?
そんな人生、絶対にイヤ! 処刑エンドなんてありえないと私は復讐に燃えます。
転生で得られた、前世の私とは比べ物にならない、若さと生命力に溢れた極上の肉体。
結婚による皇太子妃の地位確立から王城の財産着服で逃走資金を貯めようと、前世で培った「仮面夫婦スキル」で計略を練る周到な私。
そして結婚式で婚約者のカイル殿下に食らわせた復讐のディープキス。
骨抜きの皇太子。ウブな童貞。これは初夜が楽しみというもの。
復讐の熱で処刑エンドを回避し、王城から無事に脱出できるのか。
これはもう読むしかない。