第1話の主人公・めぐりの自己紹介が秀逸だ。「チビで貧乳でぼっちで性格も終わってる」のに、「異性の幼馴染みがいる」というただ一点を誇りとして2年弱やってきた——格ゲーで顔も知らない相手に煽られても「どうせこいつには異性の幼馴染みはいないんだろうな」と怒りを鎮める場面が笑えて愛おしい。自分の怠惰をわかっていながら直せない、その情けなさと正直さが人間っぽい。告白を受けて「私は勝利した!」と感じる瞬間の高揚感、そして次話タイトル「余計なことすんなぁああああっ!!」の予感——ループもの特有のテンポが既に冒頭から発揮されている。