何気ないやり取りの中に、じんわり沁みる温度がある物語。「おつかれさん」という一言の重みが、関係性と時間の積み重ねを感じさせます。派手さはないけれど、読後にふっと肩の力が抜ける優しい一作でした。
異世界の裏通りに佇む居酒屋『おつかれさん』が、心と体をそっと癒してくれる。傷ついた人々が、料理と会話を通して少しずつ前を向いていく姿に、静かな感動が宿る。フェリスの優しさと大将の言葉が沁みる、読めばきっと誰かに優しくなりたくなる物語。
舞台は和食メインの異世界居酒屋。食レポもあったり、文章で雰囲気が伝わってきます。アットホームな感じの居酒屋感があって良いですね。私もこういった居酒屋で看板娘と話して、お酒と料理を楽しみたいです。
異世界×居酒屋ヒーリングが芯で、料理描写が丁寧だから癒しの説得力がありますね。毎話「傷ついた人が来店→食と会話→翌日行動が変わる」という型がはっきりしていて読みやすく楽しいです。フェリシエの優しさと大将の短い正論が対比になって面白いです。続きも楽しみにしてますね。
読んで見て思う事。取り敢えず、リアルであったらこのお店絶対行きます。お店の方々のキャラクターも盛りすぎず、居心地良さげに感じました。最近外に出る機会がリアルで無いので、この作品を機会に近所に良さそうなお店無いか検索してみようかなと思った次第です。梅、身体に優しそうでちょっぴり飲みたくなりました。