世界が滅びに向かう中、神から「人類の選別」という過酷な使命を託された神竜の少年・ロイス。
そんな彼の旅を描いた重厚なハイファンタジーです。
本作の魅力は、圧倒的な最強種でありながら、理知的で礼節を重んじる主人公ロイスのキャラクター性にあります。
禁忌の魔法を巡る各国の思惑や、神々と世界の「マナの枯渇」といった緻密に作り込まれた設定が物語に深い説得力を与えていて、ただの勧善懲悪ではない緊迫した外交・心理戦が展開されます。
神の提示した『終焉』を覆す『愛と共存』の答えをロイスが見つけ出せるのか、これからの壮大な旅路に期待が膨らみます。
愛がテーマのファンタジー好きに強くおすすめしたい傑作です!
【レビューコンテスト応募】