自分のちょっとした言動が、部下を追い詰めないか。
管理職年代の人は、今常に頭のどこかにある自問だと思います。
助けてあげたいのに。
成長させてあげたいのに。
でもハラスメント、と言われて糾弾されることを恐れ、いつも一歩引いた対応になってしまう、という人は本当に多いのではないでしょうか。
でもこの課長さんは、泥をかぶってちゃんと「本質的なハラスメント」から部下を守った。すごく格好良いと思いました。
ハラスメントは、表面の言動だけじゃなくてその行動の本質をとらえないと本当の対策にならないんだな、と強く思わされました。
良いお話をありがとうございました。
昨今では様々なハラスメント問題が社会問題として渦を巻いておりますが、本作ではその中でもパワーハラスメント(通称パワハラ)問題にフォーカスを宛てております。
通常、これは有ってはいけなく時代の経過と共に失くなっていくべき物なのですが、単純にパワハラを悪と断ずるのではなく、コンプライアンス問題なども含めた例外を挙げることで、単純に一辺倒な理屈で済まされる物ではない非常に難儀な問題であることを読者に示し、またそこに想像の余地を残しています。
ハラスメント問題、コンプライアンス問題を真剣に考えたい、或いは学びたいという人にこそ読んで欲しい作品です。コメディチックな部分も多いため、印象ほど難しい作品ではないです!