• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
影は風々、吹かれるままに

影は風々、吹かれるままに

河野 行成

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★6
2人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • wosopu
    127件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    神はサイコロを振らない『宇宙仮説』作品の集い、企画ご参加のお礼


    これはかなり大胆な構成だと感じました。

    奇妙な現象から物語へ引き込み、
    まるで《マトリックス》の「白うさぎ」のように、
    読者を少しずつ世界の真相の入口へ導いていく。

    単なる怪異譚ではなく、
    「現実とは何か」
    「認識とは何か」
    という問いへ静かに踏み込んでいく流れが非常に印象的でした。

    特に、
    「観測している現実そのものが編集されているのではないか」
    という発想と、
    そこから世界存在論へ接続していく構成がとても面白かったです。

    また、
    創造主の存在そのものよりも、
    「もし創造主がいるなら、なぜ世界を作ったのか」
    「そもそも人類は何者なのか」
    という問いへ変化していく流れにも強く惹かれました。

    個人的には、
    宇宙論やシミュレーション仮説、観測問題などに興味がある人ほど刺さる作品だと思います。

    おすすめです。

    • 2026年5月29日 22:51