読み始めてすぐ、主人公・桐谷悠斗の徹底した「事なかれ主義」に共感しつつも笑ってしまいました。
困っている美少女・星崎美月を助けるために選んだ手段が「匿名通報」。
「直接助けたら面倒なことになるから」という理由で、自分の存在を完全に消そうとするその手際の良さ! まさにプロのモブ志望です。
まだ6話までしか読んでいませんが、この時点で「続きが読みたい!」という欲求が止まりません。
「なぜ」そこまで引き込まれるのか。
それは、助けられた星崎さんの執念が凄まじいからです。「命の恩人にお礼がしたい」その一心で、わずかな手掛かりから主人公を特定しにかかる行動力!
主人公は必死に「人違いだ」とシラを切りますが、星崎さんは確信を持ってじわじわと外堀を埋めてきます。
「逃げたいのに逃げられない」「否定すればするほど怪しまれる」というジレンマ。
クールに振る舞おうとしても、母親や親友、そして星崎さんの天然な猛攻にペースを乱されまくる主人公が、不憫だけど可愛い!
たった数話でこの面白さ。
この矛盾した二人の追いかけっこが、これからどう発展していくのか。期待せずにはいられない、極上の青春ラブコメディです!