粉をふるう音、バターが溶ける香り、
焼き上がりを待つ時間。
料理が出来上がるまでを、
こんなにも楽しみに読めるのかと思いました。
一話につき一皿。喫茶 桜の厨房で、
店長の時也さんが丁寧に料理を仕上げていきます。
食材の変化や手触りまで伝わってきて、
気づけば自分も厨房の隅で、出来上がりを待っているような気持ちに。
そして、その手つきから伝わる、
食べる相手への心遣いが好きです。
美味しそうでお腹が空くのに、
読み終えると心まで温かくなる。
料理の描写をじっくり味わいたい方にも、
少し不思議で優しい時間を過ごしたい方にも、
おすすめしたい作品です。
とある街にある『喫茶 桜』
不思議の舞い込むこの店の美しき店主、時也さんの厨房。
丁寧に想いを込めて作られる料理やデザートの数々。
食材がサクリと切られる音や、鍋でぐつぐつ煮込まれていく香り、時には綺麗に彩られデコレーションされていく見た目。
まるで自分が厨房に入り込み、時也さんの手元を覗き込んでいるような生々しさが、食欲をそそります。
そっと手を伸ばしてつまみ食いをしたくなるような、それをぐっと我慢して完成を待ちたくなるような感覚。
出来上がった料理を出されたときの、キャラ達の笑顔に、読者自身も笑顔にさせられます。
美味しい料理と笑顔に、読んだ方はみんな『喫茶 桜』に行きたくなること、間違いなしです。
エリック・カール作『はらぺこあおむし』という絵本をごぞんじでしょうか
ちいさなあおむしはおなかがぺこぺこ
月曜日からたくさん食べはじめるのですが
土曜日には、「いくらなんでもそりゃないぜ」という量の
食べ物を一気食いするのです(゚ロ゚)
でも、そんな「はらぺこあおむし」の気持ち
あなたもきっとわかってしまうでしょう
「喫茶 桜」の真夜中の厨房を覗いてしまったならば
イケメンで、激重・愛妻家の店長が作る至高の料理・スイーツの数々は
1話につきひとつ提供されます
そのていねいな調理過程の描写にも
「まだかな、まだかな」と
わくわくしてしまうのですが
それ以上に、できあがった品を食べる人々のしあわせな笑顔に
「ごちそうさまです~♡」
と、思わず頬が緩みます
次から次へと味わいたくなる
「喫茶 桜」の魅惑のメニュー
どうぞ召し上がってみてください
おすすめいたします❀
ご馳走様でした。
おっと失礼、間違えました。
この物語は、実にけしからん物語です。
というのもですね。
『読んでいると絶対にお腹が空いてくる』んです!!!しかもこれは回避不可!!!
ですので、これから読まれる方は、全力で自衛をしてください!(例:夜には読まない、お腹がいっぱいなときに読む等)
以下にお話の概要を少しだけ記載しておきますので、用法容量を守って、正しく熟読してくださいね☆
舞台は『喫茶 桜』の厨房。
つまりは裏方のストーリーです。
丁寧に磨かれたであろうステンレスの台の上に、瑞々しい野菜やメインになる食材が『その瞬間』を今か今かと待っている。
その都度に変わる『メニュー』は、読者参加型のサプライズボックス。
食材を扱う手は優しく。
かける言葉は、慈愛そのもの。
でもほんの少しの『スパイス』も決して忘れないストーリー展開と、レシピ本並に丁寧に作り込まれた作風が、常に五感を刺激してきます。
どのストーリーにも、各キャラの『今まで見たことない一面』が盛り込まれ、ますます"本編"との差異に驚かれることでしょう。
ぜひ本編である『紅蓮の嚮後 〜桜の鎮魂歌〜』と合わせてお楽しみくださいませ。
世の中にシナモンシュガーたっぷりのアッポーパイ(笑)が嫌いな人がいるでしょうか?(いますよね、ごめんなさい)。ミートソースは?
ああそれから、ビーフシチューの美味しい店、案外探すの難しいんですよね。そこそこのお値段とるくせに、肉に見せかけて焦がしたジャガイモばかり入れてたり。
というわけで、食べられるものなら、そりゃ食べたいですよ?
でも諸事情でなかなかそうもいかないですよね?
というものばかりです。
テロですよね?
幸せそうに料理している時也さんに殺意を覚えますよね? 本編でもいつもその笑顔していなさいな。
というわけで、リクエストは‥‥ローストビーフサンドイッチとか。。。