このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(296文字)
ディストピアな世界の中で音楽で駆け抜ける。重厚さと疾走感が素晴らしい。先が気になる!
とても楽しく読めました。会話のテンポや軽快さがとても心地いいし、音楽ネタの話は初めて読みましたが、初めてでも理解できました。続きも読んでみたいです。
音楽を「人心汚染」の罪とする徹底した管理社会と、サイバーパンク的な戦闘描写が魅力だ。機械化された肉体を持つ執行官・叶歌と、演奏で機械をハッキングし民衆を熱狂させる少女リフの、正義と享楽を巡る対立が鮮烈に描かれる。壁で分断された格差社会の非情さや、規律に忠実な少女が音楽の熱量に触れて揺れ動く様が見所。ド派手なライブ演出と兵器アクションが融合した一作だ。サイバーパンク、ポストアポカリプス、熱いバトルを好む読者におすすめできる。