圧倒的な戦闘能力を持ちながら、孤独に耐えられず酒場で大暴れしてしまう――。そんなステラのダメっぷりと、底抜けに人間臭い魅力が詰まった作品ですね!
冒頭、二日酔いで頭を抱えながら広場の噴水に頭を突っ込み、散々街の人から冷たい視線を浴びているシーンの描写が秀逸です。勇者という肩書きと、彼女の置かれている情けない状況のギャップが面白すぎて、読んでいると思わず吹き出してしまいました。
「誰か仲間が欲しい」と切実に願いながらも、その不器用さと酔っ払い癖のせいでどんどん孤立していくステラが、どうしようもなく愛おしいです。彼女の寂しさは、きっと勇者という重圧の中で戦い続けてきたからこそのものでしょう。
魔王討伐という壮大な目的の裏で、彼女の孤独がどう癒やされていくのか。このトラブルメーカーな勇者が、どんな仲間に出会い、どんな騒動を巻き起こしていくのか楽しみでなりません。続きを心待ちにしています!