主人公の可愛さにまんまと釣られて読み進めましたが、本当にかわいいです。
健気さと優しさを丸一日煮詰めたような生き物で、気づけば彼女を応援していることでしょう。私には、カヤちゃんに向かって涙を拭きながら「頑張れ」と嗚咽する読者が見えます。
キャラクター同士の絡みも必見です。カヤちゃん視点で描かれるストーリーは、いい意味で素朴な彼女の等身大の言葉で描写されており、美しすぎないところが、個人的には好感触でした。
その上、キャラ間でのぶつかり合いや、戦闘時の緊迫感まで味わえるとかお得すぎませんか? 情景描写による、自然な視線の誘導に感服です。まるでその場にいるモブにでもなったかのような臨場感で、作品によりのめり込めます。
ベラベラと話してしまいましたが、こんな私のレビューを読むよりも、どうか作品を読んでください。百聞は一見にしかず。私が何を言いたいかわかるはずです。