クラスの主役たちを「勇者」に見立てて小説を書く地味な少年の視点で描かれる。メタ的な面白さだけでなく、現実に起きた卑劣な事件に彼が「一番乗り」で立ち向かう姿は果たしてモブなのか、本物のヒーローなのか。執筆中の小説と現実のドラマがリンクする構成も見事で、爽快な読後感と仲間の絆に深く癒やされる逸品です。