遺品に残る想いを文字として読むという事で、想いは言葉ではなく、物を介して静かに伝わる。すべてを知ることが救いになるとは限らない中で、それでも主人公は触れることをやめない。生と死の境界で、人が前を向く瞬間を描く短編でした。