心無い言葉ほど、人を傷つけるものはない。誰しもが、一度は経験しているものではないだろうか。ヴァランティノワ公爵家の双子もまた、同じだった。兄のサシャは初恋の相手に、妹のセシルもまた幼い頃に言われた心無い言葉に傷つき、距離を置いたり、隠したりしていた。けれど世界はそんな人間ばかりではない。サシャとセシルが傷ついた分だけ、本質を見抜くものは優しく包み込んでくれる。それが温かくて、とても癒されました。心が疲れた方に、是非読んでもらいたい作品です。