第8話 嘘つきは嫌い。への応援コメント
企画参加頂きありがとうございます。
今回いちばん強く効いたのは、第4話の“優先席の反転”でした。
主人公の正義感が先走って読者の感情もヒリついたところへ、白杖の女性が入って一気に構図が反転する。このリフレーミングが気持ちいいです。
一方で、序盤の第1話は「いつもの朝」描写が王道ぶん、離脱が起きやすい印象もありました。
また「回想シーンなんか。」のメタ自己ツッコミや、擬音の連打は没入を少し削りやすいかもしれません(テンポは良いので、量の調整で化けそう)。
改稿のワンポイント:
• 冒頭は「あと3分」の自分への言い訳を もう一段だけ具体化すると、遅刻の切迫が増して掴みが強くなりそうです。
• 白杖女性の登場は、杖の“コツ…コツ…”音など聴覚を足すと臨場感がさらに上がると思いました。
続きで、主人公が“恥ずかしさ”をどう恋に変えていくのか楽しみです。
3) 改稿課題(あなたのログから、刺さる順に)
離脱率対策(最優先)
• 第1話の平凡さ:
「遅刻しそう」→「焦り」までが、読者側では“既視感ゾーン”になりやすい。
✅対策:「あと3分」の 言い訳を粘らせる(具体化)で“遅刻の確定感”を上げる。
没入を削る要因
• メタ自己ツッコミ(回想シーンなんか。)
私はここで「没入が損なう」と感じました。
✅対策:ツッコミ自体を消すか、メタ感を減らして「焦りの描写」に溶かす。
• 擬音の量(ピロリロの連打)
✅対策:回数を減らして“1回の強さ”に寄せる(音を増やすより、焦りの身体描写で補う)。
強みの伸ばし方
• 第4話の反転は核
私が「続きが気になった」のもここ。
✅対策:第3→4話の助走で、主人公の正義を“もう半歩だけ正当化”できる情報を入れると、反省の気持ちよさが増える。
VAK補強
• 白杖女性:コツコツ音、人波の間の空気、距離感、など聴覚を足すと刺さりやすい。
外部引用
• 歌詞引用:私は「知らない曲で没入が阻害」と感じました。
✅対策:引用を入れるなら、作品内の言葉で同等の“余韻”を作る方が読者層を選ばない。
作者からの返信
タメになる有意義な自主企画を興していただき有り難く思います。
NLP心理学とかPDCAcycleとか、
初めて見聞きする言葉に接する機会もいただきました。
そして非常に丁寧に分析していただいて、感激しています。
これまでもある程度は意識して、もしくは無意識に、
読者に意図が伝わりやすいように、
少なくとも間違った解釈されないように、
文字を起こしてきました。
ただ、これに関して系統立てて理論的に考えることは、
これまでほとんどしないままに、
感覚だけを信じて描いてきたところです。
なので、新鮮に分析を受け止め、セルフ考察が始まりました。
さらには、プロットを紙に描いたりとか、
視覚で検討を重ねて文章化したことは無い私です。
頭の中だけで物語を練り上げて、
それは映像作品として成り立っているモノなのですが、
それを脳内で編集、加工して、完成度を高め、
当然すでに、セリフの抑揚も、効果音もBGMも備わっていて、
文字に起こす際には、
そのリズム感の再現度を意識することに注力してきました。
つまり、脳内で物語は完成していて、
小説で発表するか、マンガで発表するか、などの違いで、
今なら、AIを活用して、
いきなり映像作品で発表することも考えてしまいます。
ただ、今の所、一番現実的な発表手段として、
カクヨムを選んだからには、
もっと上手に書いていきたいと思うのです。
これまでの私の発表の仕方、考え方として、
第一稿で、まだまだ推敲の余地があるかもしれない作品でも、
とりあえず形になったなら、
誤字脱字や「てにをは」の改善ぐらいは
確認した上で(これもよく見逃しがありますが)、
とにかくまずは早々に発表することを優先してきました。
新しいアイディアは、早い者勝ち!の思いがあります。
いつでも思い立ったら修正が出来てしまう、
web小説のシステムに甘えていることもあります。
なので、いつのまにか上書きが積み重なって、
第二稿が出来上がってしまうこともあるのです。
過去には結末が変わってしまった作品もありましたが、
それでは、♡や★で評価をいただいた方に申し訳ないので、
現在は、第一稿とは別の作品として公開しています。
実はこの作品も、
過去の作品の冒頭部分を切り出して短編作品とした、
いわば第二稿です。
高評価いただいた“優先席の反転”ネタを
もう一度活用したかったのです。
つまり、すでに自分としては改稿がなされた作品であり、
自信を持って送り出した作品なのですが、
ご指摘には深く刺さるところもあります。
第一話、確かにありきたりのテンプレ展開です。
掴みが肝心!は強く思うところで、
私の他の作品では、第一話で「大ピンチ」を持ち出して、
最終話で回収するという、好評の成功体験があるにも関わらず、
この作品では、仕掛けを仕組むことをしませんでした。
こういうお話の展開だから、と言ってしまえばそれまでですが、
失敗だなと理解出来ました。
ヨム側の私は、ちょっと感触が悪いとすぐに離脱してしまいますから。
「回想シーンなんか。」のメタ自己ツッコミのご指摘、ごもっとも。
ただ、これには意図がありまして。
彼女の社会における位置付け、
学校での生活ぶり、
今時の言い方だと、クラスカーストのトップではなく、下層でもなく、
そこそこ上手くやってる子なんだよ、
そんな彼女の姿を示したかったのです。
表現方法、示す必要性も含めて要検討です。
白杖女性登場シーン、私の脳内の映像では、
一瞬の出来事に呆気に取られ、同時にじわじわと意味を理解していく、
そんな主人公の女の子の不安定な様子がありました。
つまり、結構スピード感のある流れなのです。
VAK補強の件は、脳内映像では既成なのかもしれません。
ところが、文字にしたくない葛藤があります。
小説を書く上で、いつももどかしく思うのですが、
現実では一瞬の出来事であっても、
状況や心情の説明を丁寧に描くと、読書には時間がかかってしまい、
ストーリーの流れ、リズムを妨げてしまっている気がするのです。
例えるなら、
頭でリズムをとりながらラップミュージックを聴いていたところ、
詩の解説をするために演者が一時停止を繰り返すような。
映画なら簡単に表現できる、その状況をいかに文章化するか。
カクヨム続ける以上は、私の永遠のテーマです。
歌詞の引用の件、実は私の脳内では、
この曲がエンドロールで流れるのです。
ちょっと外せませんね。
そういうことにさせてください。
他にも多数のご指摘、ありがとうございました。
私にはなかった視点もあり、非常に興味深いです。
この返答、長文にも関わらず、ここまでお付き合い頂き、
ありがとうございました。
第8話 嘘つきは嫌い。への応援コメント
男の子って、少し悪い方がいいの――
女の子が模範的ないい子であればあるほど、それが当てはまる気がします。大人の期待に添おうと品行方正でいると、悪さが魅力的に見えてしまうものですね。
ちょっと悪いけど正義感はある。いい男じゃないですか、大沢先輩。
作者からの返信
そうですね、自分が持ち得ていないものを持っている人に憧れる、ってありますね。
昔、カッコよく紫炎を燻らせる人がいて、大人になったらあんな風になりたいな、って思ったこともありましたが。
所詮、喫煙自体が体質に合わないようで。
大沢先輩は、やはり昔の、学生時代の友人の何人かがモデルでして。確かに良いヤツラでした。
コメントありがとうございます。
第1話 寝坊から始まるへの応援コメント
辛口長文アドバイス企画から来ました!夏神ジンです!
あなたの作品ですが……単純にキャラクターが好きです。
なんでかわかりません!でもこの元気でハツラツそうなキャラクターは、今回の企画ではほとんど見なかったので、好感度が持てたのかもしれません!
話は変わって……
ピロリロリロリ!
ピロリロリロリ!
ピロリロリロリ!
ピロリロリロリ!
はカクヨムならではで面白かったです!
「おかあさん!今何時!」と突然、主人公がリビングに転移しています!私の想像だとこの家族は一軒家に住んでいて、主人公は二階の自室で眠っており、階段に響き渡る母の声で目覚め、階段を下りてリビングに着いたのかなと思っていたのですが、その描写がないので何とも言えません!
(描写を入れてください!)
と思ったら、主人公は自室から叫んでいたんですね!わかりませんでした!
セリフはキャラクターが現れますが、それを多用しても小説は成り立ちません!
オセロは、相手に「そこしか置けない!」というような状況を作る(または某vtuberさんのパス戦法をする)ことで、勝つことができますが、小説も一緒です!
読者があらぬ方向へ向かわないように、作者がレールを敷いてあげる必要があります!
それが描写するということです!(断じて説明をしろと言っているわけではありません!誘導してあげて!と言っているんです!)
この作品を通して、初めて「クオリティコントロール」という言葉を知りました!笑
お恥ずかしながら調べさせていただいたのですが……それを踏まえたうえで、入れないほうがいいと思います!このキャラクターは女子高生ですし、そんな言葉は流行っていません!(多分……)
400字程度ですしもう少し話を広げてもいいと思います!「集中白、あたし!」だと、物語がまだ何も始まっていないような気がします!それだと、読者は先の展開にワクワクできません!
この話を読んでいて、何故か猫の恩返しを思い出したのですが(笑)、もし私が小説にするなら、かの有名な「助けた猫がしゃべりだすシーン」で一話を切ります!
そんな感じで、「わ、何か始まった!」で一話を締めることができたら、もっといい作品になるんじゃないかなと思います!
冒頭にも挙げた通り、キャラクターが何となく好きです……。
以上、夏神ジンでした!
作者からの返信
「物語がまだ何も始まっていないような気がします!」のご指摘。
ごもっとも。
第1話から読者を惹きつける、ツカミを盛り込む重要性。
WEB小説の成功のカギと理解しています。
実は他の作品『生きた証』においてもいただいた辛口批評に、同じことを指摘されました。
それとは別の作品ですが、冒頭に大事件や大ピンチの前兆を差し込むことで、
自画自賛ではありますが、成功例となっている作品も描きました。
『あいさつができない子供』第1話 https://kakuyomu.jp/works/16818093094539830706/episodes/16818093094540043337
『卒業旅行はサイクリングで【最終バージョン】』第ぜろ話 https://kakuyomu.jp/works/7667601420254391793/episodes/822139836315160022
ご指摘いただいている作品『尊敬できる人はどんな人?』
第1話には、大事件はありません。
どちらかといえば、忙しい朝の単なるあるあるストーリーで、
ここで読書継続を見限られる可能性もあります。
第3話まで行くとちょっと話が動き出します。
ここまでを一区切りとして、第1話としても良いかもしれません。
オセロの例えで「そこしか置けない!」の発想は目からうろこでした。
読者を正しく世界観へ導くための発想。
私は、書き手としては自分の意図を正しく伝えたいと思いつつ、
大胆な記述の省略もしてしまっているようです。
例えば、学園ドラマの場合、
古き良き木造校舎が舞台なら、詳細な描写に力が入りますが、
今時の鉄筋コンクリートの校舎なら、
大多数の方は無意識に想像してもらえるはずと、
細かいところは各人の経験がもたらすイメージで差し支えないと、
そう判断すれば、描写は省略してしまいます。
これだと、混乱してしまう読み手もあるのだと、
最近になって意識し始めました。
ただ、読み手としての私は、
想像通りの当たり前のことが長々と描写されていると、
退屈で、面倒で、読書から離脱したくなります。
逆に、非現実的で、突拍子のない、複雑怪奇な異世界の描写も、
丁寧にされればされるほど、理解不能が増幅していき、
物語の世界に入り込めず、読書から離脱したくなります。
これは私の読書の苦手意識の原因となっていることですが、
カクヨム界隈でこんなことを言っているのは、私だけでしょうか。
「クオリティコントロール!」
確かに女子高生らしからぬ言葉選び。
ただ、私の知り合いの男子高校生ですが、
「エビデンス」とか「ボトルネック」とか「コンセンサス」とか、
ちょっと背伸びして大人に見られたいのか、
覚えたてと思しきカタカナ言葉を頻繁に使う子がいます。
私の作品から流行らせてやろう!と、今になって思いました。
キャラクターの個性をお褒めいただいたこと、
さぁ!っいこーーー!!最高にうれしいです。
私が生み出したキャラクターたちは、わが子も同然。
そして、この個性は、私の分身からくるモノでもあり、
私の大切な人の分身でもあり、
これまでの多くの友人、知人がモデルになっていたりしますから。
以前にも「キャラが立っている」とかお褒めいただいて、
本当に、描いててよかった、と思える瞬間です。
こうして、自分の作品を見直すキッカケをいただきまして、
ありがとうございました。