まず、沙夜の父親の設定。加害者は加害者でも、故意に人を殺めたのではなく、交通事故により人を死傷させてしまったというところがミソなのかな、と思いました。(飲酒によるものなので、悪質ではありますが) 殺人鬼の娘よりは、事故加害者の娘の方が読み手としては感情移入しやすいからです。
また、沙夜が世間的には加害者の娘なのに、家の中では被害者だったという設定も、興味深いです。
表現として、例えば「夏」という言葉を使わずに蝉の声や空気の温度などで夏であることを読み手に伝えるなど、いいところがたくさんありました。
内容的には、書く方もしんどくなりそうですが、ぜひ続きを書き続けて、沙夜と理人の物語を完結させてくださいね!