小野田修一の作家デビュー三十周年記念パーティーが開かれたが、小野田の姿が見えない。秘書の三谷とファンの堀川が小野田の部屋へ行くと、そこには血まみれのベッド!
しかし、小野田の姿はどこにもなかった……。
果たして、小野田はどこへ消えたのか。犯人は誰なのか。
この謎を解くには、「愛」が無くてはいけない。
愛は時として恐ろしいものとなる。事件の動機となることもある。
ただ、この物語が示した「愛」は、それとはまったく異なるものだ。
小野田の作品への「愛」にあふれる堀川が、見つけ出した真実とは。
上質な本格ミステリー、ぜひお楽しみください。