幼く弱かった少年。周りにいる大切なものを守れなった彼は、ある日、力を手にする。情景描写は最低限に、ただ淡々と語られていく寓話のような物語です。無力な少年が徐々に力に溺れ、沈み、飲まれていく。短い中にその様子がふんだんに盛り込まれ、最後は「ああ……」とやるせない気持ちになりました。隙間時間にサラッと読むことができる短編。おすすめです。