一見すると勢いだけで書かれたナンセンス短編ですが、
読んでみると意外なほど構造が整理されていて、わざと崩していらっしゃる作品かと感じました。
ファーストペンギンという比喩を、
・成果主義
・切り捨てられる側の論理
・“無敵化”する瞬間の危うさ
にまで広げていく視点は、かなり冷静です。
特に印象的だったのは、
無敵になった瞬間の全能感
が、決してカタルシスとして肯定されていない点。
暴れきった後に「転職活動するか」で終わるのが、
妙に現実的で、笑いながら少し後味が残ります。
AI評価62点という数字も含めて、
「狙って外した」完成度の高さがあり、
この作品自体が一種の実験結果のように感じられました笑