NTRものでよくある、感情的な爆発はこの作品には無さそうだ。怒り、悲しみ、叫び、優越感。そしてそれらが反転してざまぁと呼ばれる勝利感。この物語は、それが書かれないわけではないが、そこにメインのスポットライトは当てられていない。ただ静かに奪われ絶望し、少年達が成長し、静かにその『物語』が終わっていく過程を書いた作品だ。正直、驚くほどこの物語に心を奪われている。NTR・ざまぁが好きな人にほど読んでほしい。