湊君と高梨さんは幼馴染。
高校受験の朝、おばさんから頼まれたから、と一緒に会場へ行こうと言う高梨さん。
高梨さんは優等生だけど、気負いなく話してくれるから、緊張せずにいられる湊君。
いろいろなやらかしがある湊君だけど、どれもが思春期男子あるあるで可愛らしく、彼に親近感を持ちます。
高梨さんは優等生だけど、幼馴染の気安さもあって、自然体に話てくれる優しい子。
そんな子からの最後の贈り物に、湊君はもちろん、読み手もおお、と思います!
湊君が受験に成功しますように。高梨さんと一緒の学校へ行けますように。高梨さんも受かりますように。
2人揃って同じ高校に行けますように。
そんな風に祈らずにはいられない素敵なラストシーンでした!
甘酸っぱいアオハルと、雪のちらつく様子がとても綺麗な作品です。
素敵な物語をありがとうございました…!
オススメします。ぜひ…!!
まったく、青春しやがって!!
本編を最後まで読んだら、そんな風に頬が緩んでしまうこと必至です。
主人公はこれから高校受験を受けに行くことに。その途中の道で同じクラスの高梨さんという女子に声をかけられ、一緒に行くことになります。
才色兼備な美少女に対し、ちょっとひけめに感じてしまう。でも、相手はとにかく明るく接してくれるので、距離を感じることもない。
主人公は年頃の少年らしく「眉毛をいじろうとして失敗した経験」だとか「ニキビをどうにかしようとして悪化させてしまう」とか、まさに思春期ならではのやらかしエピソードをいくつも持っている。
そんなことを思い出しつつ可愛い女の子と一緒に受験会場へ向かうという、フワフワするようなソワソワするような絶妙な時間を送ることに。
本編を読んで、高校受験を前にした緊張感とかすごく鮮明に思い出させられました。「その当時の少年」ならではの心情の機微が繊細に描き切られていて、自然と中学生の心を取り戻させてくれる感じがあります。
そこにプラスされる昂揚感。高梨さんが最後にやってくれる「とても粋な計らい」。これが彼に幸運をもたらすものであることを切に願いたくなります。
明るい未来を掴むために頑張れ! 女の子のことでドキドキしすぎてテストに集中できないなんてこと、絶対にやらないように!!!