鈎型への応援コメント
さて、これは重いですね。千夏が虐待を受けていると言うよりも、彼女の感性が鋭敏な上に、強固な意志で自己否定を連続させていると思いました。ASDっぽさも感じますが、小学生の時はうどん半分でしたが、中学生ではモリモリ食べている事から、疲れやすさなどなく、キチンとカロリーを消費し肉体は順調に育っていたかと思われます。
そこで生理による崩壊。
叱られた事が原因の様ですが、母親の小言ではないでしょう。彼女は特に伝え方が下手な人間である事は間違いないですが、小学生時代の言葉やこの下着の件も含めて一般的範疇のギリギリであり、子供の三つ編みの歪みを気にしないレベルのだらしない嫌な親だと推察出来ます。
ゆえに大きな問題は父親にあり、成績表を一切褒めない事から母親との愛情が冷め仕方なしに父親をやっているタイプ。さらに最後で救いにくるのがおじいさん、彼は恐らく母親側なのでしょう。父親の対極ですね。
千夏の崩壊は生理=大人、つまり成長=生きる、という図式から「生きていて申しわけない自分が成長している事に対する贖罪の意識」となり、生きる事に価値はないという結論に達したのかなと思いました。
自らを奇形の鯉と思っている彼女は助かり、「生きる事に価値がない」を証明し損ねました。恐らく彼女の感性と意志の世界では、次のステップ「自由意思すら認められない不条理な人生」という感覚に入り込むと思われ、今後はその意志の決定を他者に委ねるようになるかと思われます。救われないなぁと勝手に推察しました。
願わくば鬼滅の刃のカナヲの様に、炭治郎の如き男性と知り合う事を願うばかりです。多分、そういう出会いってあるんですよね。考えさせられました、ありがとうございます( ;∀;)
作者からの返信
こんな重い話を読んでくださってありがとうございます。
そうですね、ちょっとASDっぽい感じありますよね。
そこらへんを親が読み取って支援を受けられるようにしたりっていうのが一般的だと思うのですが、千夏の場合は親がそこまで考えてくれなかったわけで……
そうそう、父親は、仕方なく父親という役割を背負っているだけという感じの人です。
夫婦仲も良くないので千夏はそういう雰囲気を感じ取ってしまう。
自分が男の子だったらよかったのに、と思ってしまいます。
千夏は自分のしたいことやほしいものを諦めながら成長していたのですが、一度だけ、砂絵がほしいと思ったんです。
そんな砂絵を見ていただけなのに(見るのに時間をかけてしまったからですが)叱られた、そういうのも「生きることに価値はない」につながっています。
私は、千夏がこれから生きていく中で「~したい」「~がほしい」を言えるようになることが、彼女の成長だと思っていたりします。
なので福山さんのおっしゃる「意志決定を他者に委ねるようになる」というのは鋭いご指摘だと思いました。
炭治郎のような男性ということは、やはり長男である必要が……(誤)
でも、そうですよね。
私も、せめて千夏が安心できる人と一緒になれればいいなという気持ちがあります。
様々なことを真摯に読み取ってくださって感謝の念に堪えません。
こちらこそ、ありがとうございました!
編集済
鈎型への応援コメント
こんにちは。
また壮絶な風呂キャン!保護されて入院、ということは児相も動いていそうですね。おじいちゃんがいて良かった、と思う反面おじいちゃんサイドに連れていかれた時の困惑ぶりが切ないです(´;ω;`)
鯉は多分奇形とか気にしないで泳いでいるのだろうと思うと、何が奇形なのか考えてしまいます。大変興味深く読みましたm(*_ _)mありがとうございます!
作者からの返信
秋犬さんこんにちはー。
壮絶な風呂キャンというお褒めのお言葉、大変嬉しいです。
そうそう、学校に行かなくなったら普通は先生が気にしますよね。
実際には本人が思うほど透明な存在ではないはずなので、児相が動く可能性あるな……と思いまして。
おじいちゃんには頼れないと考えていたのでしょうねぇ……だからおじいちゃん登場に困惑してしまった。
「なんで?」ってなったと思います。
たぶんこれから「おじいちゃんありがとう」と言うことになると思うのですが、とりあえずラストでは「すみません」を言わなくなっただけ……みたいな感じです。
ほんと、鯉は他の個体と自分を比べたりしないですよね。
奇形って何だろう、人間が勝手に言っているだけか、みたいに思ったりします。
コメントや評価などとても励みになります!
こちらこそ、ありがとうございました!
鈎型への応援コメント
幼少期に、鯉の大口をみてるとなんだか自分が吸いとられそうで怖かったのを思い出しました。動物を見つめてると、その向こうに「私」が透けて見える感じがして嫌だったのかも、とも思います。
親の小言で自己批判に陥るのとかも含めて、懐かしいような、覚えのあるような気分の悪さを楽しめました。さんきゅー!