このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(212文字)
祖国プランセールに帰るためにイヴ・ド・パラディという船に密航したドウヨ。しかし男の死体とダイナマイトを見つけてしまう!その場から逃げ出したドウヨは、アーネストと名乗る謎の男に庇われる。あの死体は何なのか、そしてアーネストの目的は⁉謎が謎を呼ぶミステリー。事件だけでなく、ドウヨが密航者だと気づいていながら彼を庇うアーネストの真意も気になるところ。上質なミステリーを楽しむもよし、二人の奇妙な関係性を楽しむもよし。もちろん両方楽しむのが一番! 贅沢な物語をお楽しみください。
密航者が出会ったのは、死体と爆薬、そして謎の男。19世紀風の世界観と、語り手の皮肉混じりな一人称が絶妙にマッチ。ユーモアと不穏が交錯する、朝6:06が待ち遠しくなる探偵ブロマンス!