5歳での「適性検査」から15歳の「学園入学」までをテンポよく描きつつ、主人公・レイが周囲の環境に恵まれ、心身ともに真っ直ぐ成長していく姿が非常に心地よい導入です。
「氷属性」という家族とは違う適性への葛藤を温かく包み込む家族の描写や、独自の魔法理論がこれからの学園生活への期待感を高めてくれます。
また10年間の努力の積み重ねが魅せる説得力が強い。
5歳から15歳までの10年間、父親の理論、母親から贈られた本での猛勉強、そして兄との過酷な肉体鍛錬をサボらずに続けてきた描写があるため、レイが「基礎を完全に覚えた」という言葉に強い説得力と応援したくなる魅力が生まれています。