こちらは短編ですので、最後までお読みくださるようネタバレは避けます。
聖剣を持つ十五歳の少女アンダルン。彼女は幼馴染の戦士ギルガルドに密かに想いを寄せている。
黒竜を倒したら彼に思いを打ち明けるんだ・・・!
そんなエモい祝賀パーティの最中で事件は起きる。
(;゚Д゚)ええええええ!?
こ、この展開、もしかして現実パターンで朝美ちゃんがリアルギルガルドにあって恋愛にも発展するし、もう一度VRの世界に突入してリスタートの冒険パターンもあるし、二度も三度も妄想で話が膨らむ設定。
ここで終わるのが美しい。
途中の描写、仲間たちの姿が、風景が、まるで水彩画に水をかけたように滲んでいく。この一文はソナタ先生にしか紡げない文字の選び方で大好きです。
彼女は黒竜を征したあと、過酷な現実世界とどう向き合っていくのか。
自分も数年前まではネットゲーム依存症でしたし、友人も未だにネトゲで人生の半分以上持っていかれているので、この作品を拝読させていただき、生き方と時間の使い方について考えさせられました。
読了後にこれからの生き方についてを考えさせられる余韻の残る作品です。