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  • 1.墨と虎雅と巻物とへの応援コメント

    読ませていただきました。
    『宿下墨写録 ――墨と全知の巻物と路川街――』第一話は、異国情緒溢れる中華風ファンタジーの香りと、どこか怪しげで浮遊感のある筆致に深く惹き込まれました。藍色のおかっぱに黄色い瞳という墨のキャラクターデザインが持つ「人ならざる者」の気配が作品全体に独特な魅力を与えており、冬の寒さの中でさえ肌に纏わりつく重い湿気や、異国の言葉が飛び交う路川街の雑踏といった感覚的な描写が、読者を一気に物語の舞台へと連れ去ってくれます。言葉も通じない中で奇声を発して客引きをする墨の、一見すると食えないインチキ臭さと、その裏に潜む「いつから彼が彼であったかさえ定かではない」という根源的な謎が同居する造形は実に見事であり、宿代にも困る窮状にありながら刃を突きつけてきた少年・虎雅を飄々といなしてしまう底知れなさに圧倒されました。
    眼鏡を直す仕草や布団の中から相手を観察する仕草の一つ一つに墨という青年の強烈な個性が宿っており、短刀を手に忍び込んできた手練れの少年・虎雅の必死さと、彼を早々に客扱いしてペースを握ってしまう墨の対比が、物語に心地よいリズムと緊張感を生んでいます。光を放つ巻物が世のあらゆる隠し事を文字にして浮かび上がらせるという設定は、あらすじにある「読んだ後のことまでは保証しない」という不穏な忠告と相まって、これから綴られる真実がどれほど残酷で、あるいは救いに満ちたものになるのかという期待を否応なしに高めてくれました。虎雅が「どうしても知りたい」と願う真実が、墨の手によって白日の下にさらされる瞬間、この路川街の喧騒の中でどのような運命の転換が描かれるのか目が離せません。次の展開が気になりました。面白かったです。(内容を外しまくりの感想だったら本当にすみません。あと、長々しくてイキリみたいな感想に見えてしまったらすみません。最後に感想は届きましたか?)

    作者からの返信

    感想をいただき、本当にありがとうございます!✨️
    (ちゃんと届いています!笑)


    まさかここまで丁寧な感想をくださると思っていなかったため、驚きと同時に大きな喜びを感じています!


    感覚的な描写は、私が意識的に書いたものの一つです。
    そこに注目してくださったことが嬉しいですし、何より書いてよかったなと思っています。


    もしよろしければ、今後も墨たちの物語を見守ってください!
    この度は本当にありがとうございました!