椿鬼奴は、ロケ弁を必ず持ち帰る。
大概、ロケ弁は多めに発注してある。余った弁当を、自分と母親の分として、持ち帰るのだ。
冷蔵庫で一晩寝かせ🍱💤
翌日、電子レンジで温めて食べる。
温める前の弁当。
ちょっと傷んだ臭いがした。
温めれば、大丈夫だろう。
奴は、『チンの力』を信じた。
そして、弁当に当たった。
何の話😓
このお作品。
主人公ブライは、元冒険者。
けど、今は、雑貨屋でバイトしてる。
冒険の旅に必要なもの、それに、食料などが並ぶこの店のイチオシは、お弁当。
「お弁当、温めますか?」
この店では、ファンタジー世界とは思えないセリフが発せられる。
ブライ。
彼のスキルは、
『温める』
彼がスキルを発動させると、右手から発せられる赤い光が、弁当をホッカホカに温めてくれるのだ。
『チンの力』😳!!!
温かい、お弁当🍱🔥
絶対、おいしいじゃん♪
けど、ブライはただの弁当温めお兄さんではない。
今日も、ギルド長が、雑貨屋に訪れる。
難解なクエストの依頼に来たのだ。
目当ては、ブライの
『チンの力』
冒険が始まる。
一聴すると、誰が聞いても「外れかな?」と思うスキル……何と『温め』るだけ。
しかしいつの時代も、こうした外れかと思っていた能力に有用性や強力さがあると、そのギャップで魅力が引き立つものです。
まさに『温め』を超えて熱いほどの、燃える展開!🔥
是非ともそのギャップが織りなす、主人公の強さをご一読ください……!
個人的に主人公が一番魅力的に感じられたのは、そんなギャップましましな強さを持っていても、何より求めるのは平穏な日常、というところでした……。
どこかハードボイルドを感じる雰囲気も、本作の魅力。おすすめ致しますよ……!
熱。やっぱり使い方によっては猛烈な攻撃力に。
主人公のブライは「ハズレスキル」の持ち主であるため、「お弁当を温める」くらいの仕事しかできない、という風に思われていた。
「手の平で触れたものを温める」は、日常生活の中ではかなり重宝しそう。「とある科学の超電磁砲」の中で初春飾利が「わたしに出来るのはこれくらいです」とか言いながら買ってきたたい焼きを保温しておく、というのをやっていたのを思い出します。
役立たずなようで地味に便利そうな保温能力。ちょっと欲しいと思う人もいるはず。
でも、本編の主人公ブライは冒険者としても実はその力を活用できることに。
お弁当を温める程度の力と思いきや、それは実は「熱」そのものを高めることもでき……
彼の持つ真の力とは。最初は「とある科学で見た奴」と思わせ、次は「ジョジョリオンにこういう能力を使う相手が……」となり、最終的には「これ、あのアニメの!」という感じにテンションが爆上がりしていくことになります。
「あの作品」を見ていたことがある人ならば、頭の中にBGM「明鏡止水」が流れてしまうかもしれません!!