一人で橋に立つ侍の生き様と殿への忠義が美しく描かれ、静かな文章だからこそ最後の抜刀が強く印象に残る作品でした。
一話から読み始めました先の展開が楽しみです
社会に生きる上で人は惑うもの。とかく正しさなどというものは、波間の小舟に似て常に揺れ、進む道一つ定まらぬこともしばしば。だからこそ、彼の姿に目がいくのでしょうか。覚悟を携えて歩む背中。己という最小単位を律し、他に阿ることなく立つ在り方。それはまさに磨かれた刀のごとく。不動不惑。サムライの生き様から目が離せません。