ある日、ベランダで猫が鳴いていた。そんな描写から始まる本作。「黒猫が僕を外に出した」というタイトルと相まって、黒猫が家の中に入って、ベランダに出た主人公を締め出してしまうような話かと思った。でも違った。どう違ったか。それは読んでのお楽しみ。でもこれだけは言っておく。これは確かに「黒猫が僕を外に出した」話である。