テンポが良く、複雑な設定の説明部分も冗長に感じることなく読み進めることができます。多数の登場人物が次々に現れますが、それぞれの担う役割がはっきりしているためそれほど混同することがありませんでした。すごい。特に人心掌握に長けたタイプの悪役の描写が魅力的で、造形に力を入れているのが伝わります。叔父さんやダンなどもっと出番が欲しいと感じるキャラクターもいますが、まだ物語は始まったばかりなので今後再会できることを楽しみにしています。
最後のシーンの続きが気になっています。どうなるんだろう。幸せに守られてきた状況を思い知って、自分で考えて行動し始める描写に引き込まれました。 主人公の味方になっていく人たちも、味方になる過程も魅力的。魔法のない世界でものを作り支えている人々の営みが大切に描かれている。登場する衣装など実写映画で見てみたい。 立ちはだかる大きな力を理解して清濁併せ飲むような、スケールが大きくそして誠実な人物像が魅力的です。
出てくる悪役?が魅力的。王女様の追い詰められ方はエグいけど、その分成長していく姿にリアリティがあって良いです。読み口は軽いけど、やや大人向けかな?魔法がないので派手なバトルや華やかさはないけど、納得して読み進められる作品だと思います。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(58文字)