このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(487文字)
不思議な雰囲気を感じさせてくれる作風です。妖の世界に迷い込んだ青年が妖の優しい従者を従えて妖の街を舞台にする。 元の世界に居場所のない青年は果たして妖の世界で何を得るのか……続きは作品をご覧下さい。 【レビューコンテスト応募】
人間の光が妖だけの街へ迷い込み、結斗と翡翠に出会う導入が読みやすく、三人の関係性が自然に伝わってきました。特に人間嫌いを公言しながらも世話を焼く翡翠の不器用な優しさが魅力的です。結斗の体調不良や光の失われた記憶など、先へ繋がる謎も多く続きが気になります。会話劇が中心でテンポよく読める一方、妖の街ならではの風景や空気感がもう少し描かれると、世界観への没入感がさらに高まりそうです。