秘密結社、デイリーヤマブキ。
創設者・ヤマブキ(女子)と、もう一人はコバン(男子)。
メンバーはわずか二名。活動頻度は毎日。だから、デイリー。
物語はコバンの視点で進んでいきます。
男勝りのヤマブキに振り回され、鼓舞され、今日もおかしな任務へ。
けれど、そんな勇ましい彼女にふと見え隠れする、幼い恋の予感。
コバンがその「秘密」に気づくのは、果たしていつになるのでしょうか……?
二人の暮らす街の情景が、映画のフィルムのように鮮やかに広がります。
どこかノスタルジックで、無敵だったあの頃の放課後を思い出したりもして。
読み終えたあと、活動にいそしむ二人をずっと見守っていたくなるような、心地よい余韻が残る一編です。