お話ごとに視点のキャラクターが変わっていって、前回視点だったキャラクターの知り合いが今度は物語の中心で視点に、という形はまるで少しずつ七不思議が周囲に広がっていくような恐ろしさを感じました。ですが、俗に言う一般的な七不思議にある怖さより、個人的には鬱くしさに魅了されたように思います。細かい設定などがあるなら非常に気になります。個人的に好きな七不思議はウミツキで、好きなお話はココロノスズメです。
冬に現れた大きな桜という導入がとても幻想的で、不思議な感覚でした…物語で登場する七不思議に、それぞれ物語が用意されていて、切なさを感じます。独特な世界観を存分に活かした物語でした。短編ながら満足感があり、面白かったです!