ゲーム体験から異世界転移へ至る導線が自然で、主人公の内面が丁寧に積み上げられています。「聖女」という制度と個人の自己認識の齟齬を、会話と状況の積み重ねで描いている点に工夫を感じました。戸惑いと気遣いが同時に表れる主人公の振る舞いが、周囲との関係性に静かな緊張を生んでいます。コメディに寄り過ぎず、制度・権力・役割といった要素を物語の軸として維持している点が印象的です。今後、聖女という立場をどう引き受け、あるいは問い直していくのかに関心を引かれました。
「聖女なのに男」という一発ネタに見えて、実は主人公の孤独や自己肯定感の低さとガッチリ噛み合っていて、コメディと切なさが同時に来るのがすごく面白いです。コメディ×性別ギャップ×異世界政治ファンタジーのバランスが良く、続きが楽しみです。-----わたくしも異世界転生ものを書いております。遊びに来てくれたらうれしいです☺