とにかく会話の掛け合いとセリフのテンポが抜群で、良質なコメディとしてめちゃくちゃ完成度が高いです!
キャラクターの立ち方が本当にしっかりしており、登場人物全員がそれぞれの立場や目的、一貫したロジックを持って生きています。
ストーリーの都合で動かされているキャラが一人もいないため、物語の没入感が段違いです。元エリート公務員の知識を活かした主人公の立ち回りと、相棒ラグナのドタバタな関係性にクスッと笑わされつつも、お話の組み立ての美しさに毎回唸らされます。
読む手が止まらなくなる、クオリティの塊のような傑作です!
静かに暮らしたい。誰もがたまに思うことだが、時と場合によってその難易度は変わってくる。生まれてこの方平穏そのものだと思っていたら、急に暗雲が立ち込めていきなり人生ハードモードになることなんて数え切れない。
本作の主人公、公務員のイスルギさんはまさにそんな感じである。ある日何故か自宅がダンジョンきなり、否応がなしにダンジョン経営という名の封印作業に追われる羽目に。もしバレたら何されるか分からないし、かと言って放置すれば『ダンジョンにレベルが吸われる』。八方塞がりの中、公務員が生きる道はいかに……?
いつもの無双・やれやれ系とは少し違った魅力のある公務員の苦労話。