10歳で盗賊団に捕まってしまった少女。
絶望的な日々の中でも、彼女は希望を失わず、前を向いて生きていきます。
そんな彼女に訪れる未来とは?
長編恋愛ファンタジー作品、
『救世の乙女は3人の王子に求愛される〜あたしが恋をしないと世界滅亡ですが、恋とはしようと思ってするものではありません〜』
https://kakuyomu.jp/works/822139836823262011
のスピンオフ短編である今作。
『救世の乙女』を読んでいるなら絶対に知っておきたい主人公の過去話。
読んでいない人は、まずこの短編から読んで、ぜひ長編のほうも読み始めて欲しいです!
強くて前向きなヒロインの運命を見届けてください!
『タクアンヌの悲しみ』は、「生き延びる」という行為そのものを真正面から描いた、痛烈で、それでもどこか静かな短編です 📖✨
読み進めるほど胸が締めつけられるのに、最後まで目をそらせない力があります 🥀🔥
血が宝石になる体質ゆえに、10歳で盗賊団に囚われ、腕も足も奪われ、ただ「価値がある」という理由だけで生かされ続けるタクアンヌ 😥💎
その状況はあまりにも理不尽で、読者は彼女の「生きているのに、生かされているだけ」という感覚を一緒に味わわされます 🌙🩸
それでも彼女は、完全に折れきってしまわない。お兄ちゃんを想い続けること、助けを信じること、そして“生きるために選ぶこと”をやめない姿が、残酷さの中でひときわ強く光っていました 💔🌟
短編としてのまとまりもよく、背景世界や残酷さのディテールを必要以上に説明しないことで、読者の想像に委ねる余白があるのも良いところです 🐱📚
「こんな目に遭ってまで生きる意味はあるのか?」ではなく、「それでも生きてくれたことが、どれだけ尊いか」を静かに伝えてくる、読後に長く残る一篇でした 🌈💫