おそらく「天国と地獄」を聞いたことがないという日本人はいないでしょう。
何とも物々しい名前とは裏腹に、程よく明るく軽快で、かつ緊張感もある、どこかコミカルな雰囲気のこの楽曲は、運動会の定番BGMとして全国で親しまれています。
有名な曲ですから、色んなアレンジやオマージュがなされていて、それぞれに個性があって面白いものです。
そんな派生作品は、いずれも一貫して「楽しげな雰囲気のコミカル調な曲である」のも面白い特徴だったりしますね。
そんな楽曲の名を冠する本作は、運動会をテーマにしたお話です。
二人三脚でペアを組んだ相棒は、「明るい」を通り越してもはや「スベリ芸人」。
一切めげる様子もなく、次から次へとおちゃらけた態度のギャグを繰り出します。
どうやら彼の目標はダーウィン賞のようです。
これにはダーウィンも激怒してキングコングに進化し、怒りのドラミングでニューヨークを震撼させそうです。
……クラスに一人はいたなぁ、この手の道化師タイプ。
そんなダーウィンコングな相棒と組まされた主人公は、そんな圧倒的な「陽」のオーラとは対照的な人物のご様子。
相棒が天国ならば、こちらはさながら地獄でしょうか。
とはいえ、くじ引きで決まったからね。
頑張って二人三脚走ってね。
よろちくビームに辟易しながら駆け抜けた運動会、そして青春、人生。
辿り着く先は天国か、はたまた地獄か。
そしてダーウィン賞の行方やいかに。
笑えて、熱くて、そして胸に来る。
そんな本作、是非とも例のBGMとともにお楽しみください。