このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(307文字)
転生時に現代の何かを持ち込んでいたとか、魔法が使えるとか、設定が特殊だったりとか、現代知識でとことんチート無双するとかではなくて、(まぁそういう物語も面白いんですがね、、)じっくりと地に足のついたIF系転生物の戦国時代物語。本人が前面にでるのではないけども、本当に面白いです。
ひとこと紹介でもお伝えしたとうり当時の状況に沿った事象をわかりやすくかつ面白く解説されて実現可能な行動の描写が楽しく拝読しております。
こういう戦記物での裏方作業の話、好きです。
初めの導入も素晴らしいし物語も読んでて違和感が無い進み方です。緻密な書き方にも関わらずテンポがよく、主人公視点や周囲の武将の内容もとても面白い星が3つじゃ足りないレベル
まさに珠玉の作品です。読んで心地よく、視点の高さも素晴らしいです。
得てして、時代考証や各々の関係性に違和感や無理筋を感じると、作品のリアリティが損なわれてると感じてしまう。(異世界物といえども)そうなると作品自体が薄っぺらくなり、物語としての吸引力を失い、続けて購読する気が失せて行くのが常です。歴史物は作者の知見の深浅が如実に表れてしまう気がします。その点、この作品は作者の作風と知見が良い感じに噛み合っていて良作だと言えます!未だ物語の初めではありますが、今後の展開に期待してます。
主人公のじっと考えて行動に移す姿勢がとても好ましいです。不安定な豊臣政権の柱になるであろう未来がとても楽しみ!
秀長の息子がいたら、こうだったと思わせる、とても良い小説ですね~。何度も読み返して、楽しませていただいています。
冷静な歴史研究者としての視点で羽柴家の内側から羽柴家を見ているのが面白い兵士の装備品と言う視点での支援も良いです。今後の展開が楽しみそう言えば、当時の鉄砲(種子島)って何故か銃床が無いんですよね。銃床をつけた鉄砲に銃剣も付与してみる検討も見てみたい
戦国時代に転生して、鉄砲増産やらの小説は多くありますが、帳面主体での小説は初めて。領地経営という統治について、主人公が何をするのか楽しみです。