まずキャラクター同士の掛け合いが最高にキレッキレで、ページをめくる手が止まりませんでした。
ミナの圧倒的女王様ムーブと、裕也の生意気すぎる物言いが真正面からぶつかるたびに、笑いと爽快感が同時に押し寄せてきます。
ただのコメディではなく、家族思いな一面や過去の葛藤がさりげなく差し込まれていて、人物像にぐっと奥行きが生まれているのも魅力です。
特に遊園地から誘拐事件へと展開する怒涛の流れは、テンポの良さと緊張感が絶妙で、一気に物語へ引き込まれました。
ミナの規格外の強さと行動力には思わず拍手したくなりますし、仲間たちとの連携シーンは胸が熱くなります。
さらに、女性陣それぞれの恋心や嫉妬がコミカルに描かれていて、恋愛模様も一筋縄ではいかないところが楽しいです。
「うざい」のに放っておけない裕也という存在が物語の起爆剤になっていて、関係性の変化から目が離せません。
笑って、ハラハラして、ときどきキュンとして、エンタメとしての満足度が非常に高い作品だと感じました。