「誰もいない、どこかにいきたかった。」と言う。そこで二人の若者は出会いました。彼らは二人ともクリエイターでありながら、自分が生み出すものに意味や価値を与えられることにくたびれていました。意味がないから美しくないのか、価値がないから人の心を動かさないのか。それは創作物だけではなく自己の存在や生命の在り方にまで投げかけられる、大きな命題です。「大きな命題」などというとまた彼らに嗤われてしまうかもしれません。
生命、青春、季節。終わらないものがないと気づいた時、人の心はいかに動くでしょうか。そして、その心の動きは無意味で無価値なものでしょうか。そんなことを考えさせられるお話です。